病気や事故にあった時は、何とか乗り越えましょう。困難を乗り越えれば、軌道修正をして、一段上に成長した人生を手に入れる事が出来ます。病気や事故は、「起動修正をした方が良いですよ」と言う神様からのメッセージです。
エネルギーのバランスが取れている時は、余裕があり、ストレスが溜まりにくく、精神状態も安定します。日々自分らしい思考と行動を保ち、幸せを感じるように、エネルギーのバランスを保つことを心がけましょう。余裕の無い忙しさが続いている時は、自分らしくない思考と行動が増え、幸せを感じにくくなっている時です。そのような時はいずれ大きなトラブルを引き起こします。エネルギーのアンバランスが起きています。
あなたのエネルギーがアンバランスになっている時に神様はあなたにメッセージをくれます。ただし、神様は口で貴方に教える事が出来ません。それで仕方なくあなたが理解できる方法として、病気や事故を通して貴方にメッセージをくれます。間違った方向に進もうとしていること、軌道修正が必要ですよということを伝えてくれます。
その神様からのメッセージをしっかり受け止めて、軌道修正をする事が出来た場合は神様はきっと「良かった、これで一安心」と言って、病気や事故を解決してくれます。
しかし、、、中にはそのメッセージを受け止める事が出来ない人もいます。その場合は、その人がメッセージを受け止める事が出来るまで、メッセージを理解する事が出来るまで病気や事故は続きます。「これでもあなたはメッセージを受け止められないの?」そして次の病気や事故を通して「これならもうメッセージを受け止められるでしょう?」というようにメッセージを受け止める事が出来るまで病気や事故は続くのだと思います。
神様からのメッセージを受け止めることが出来て、軌道修正をすると、病気や事故などの問題は解決します。エネルギーのバランスが良くなるのだと思います。
病気や事故にあった時「あれ?何か間違ったことをしているのかな?」と心に手をあてて自分の行動を静視してみましょう。そしてそのメッセージに気づく事が大事です。
神様からのメッセージ、病気や事故は一生続きません。早くメッセージを受け取け取ることができれば、軌道修正してゆとりのある人生を歩む事が出来ます。何年か後に、あの時は大変だったけれど、あれで良かったと思えます。神様があなたの成長と人生の発展のために与えてくれるのですから、神様は貴重な存在です。
例 息子の自転車事故
息子が小学1年生の2学期に自転車事故で10日間も病院に入院しました。私は丁度その頃不動産の仕事が忙しく、毎日のように夜遅くまでオフィスに残って仕事に追われる生活をしていました。 子供と一緒に夕食を食べる事が出来たのは月に数回だけでした。
そのような忙しい時に息子が10日間も病院に入院したので、仕方なく忙しく追われている仕事をオフィスの人達に任せて病院で看病をしました。病院で看病をしながら色々な事を考えさせられました。10日間も私がオフィスを離れているのに会社が潰れない事や、キチント仕事が滞りなく進んでいる事や、忙しい忙しいと言っても何とかなるという事に気がつきました。このように一生懸命にしていた事は本当に自分にとって、又家族にとって価値があった事なのでしょうか? いままでゆとりを持てずに毎日が終っていた事が不思議にさえ思えました。 自分がゆとりをもって仕事をしても、何とかなることが分かりました。 もっと子供達との時間を作ろう、もっとゆとりを持って仕事をしようと思ったのです。
息子は事故で肝臓の半分に切れ目が入ったのですが、幸い医療機器の発達のお陰で、手術をせずに済みました。絶対安静にして自然治癒を待って快復しました。 この病院看護の経験の後は自分で仕事をコントロールして毎日子供と夕食をとるようにしました。
神様は口が無くて私に伝えることができないので、このような事故を通して私に考える時間を与えて下さったのだと思いました。いつまでも忙しいと言って大切な事をおろそかにしてはいけませんよと。これを機会に子供達への日本語に対する私の気持ちが変わりました。子供達は英語だけの生活でしたので、日本人の両親をもっていながら日本語を話す事が出来ませんでした。
それまでの私は日本語が少し出来、それだけの理由で人より優位になったような態度をとる中途半端な人間にはなって欲しくないと思っていました。日本語が出来なくても英語がしっかり出来、人間的に立派な方が良いと思っていましたので、無理に子供達に日本語を教えませんでした。人間的に立派なら成人になった時にどんな仕事についても立派にやっていけると思っていました。
ところがこの事故を機会に、これではいけないと思うようになったのです。 日本人の両親を持っているのですから、日本語を勉強する機会があります。何処までやれるかどうか分からないけれど、ともかくやってみようと思うようになりました。努力の甲斐があり子供達は日本語と英語の両方読み書きできる利点に気がついてくれるようになりました。二か国語が出来る事はとても重宝です。しかし子供達が二か国語が出来る事を自慢する人間でなく、内容のあるしっかりした人間味のある大人になってくれるように祈っています。
息子の自転車事故がきっかけでこのように子供達に日本語を教えることになったのです。 事故の時は転倒する位に脅かされましたが、この時が人生の大きな節目になったのです。 あれ以来不動産の仕事をゆとりを持ってするようになりました。 忙しい忙しいと言って一人で満足していた自分が恥ずかしい気持ちになります。
エネルギーのバランスが欠けている時は、神様が「ちょっと待って! 自分がしている事を良く考えてね」と言ってくれるのだと思います。私は事故や怪我をした時には「あれ、なんだろう、、、、何か私はしてはいけないことをしているのだろうか?」「何がメッセージなのだろうか」と思うようになりました。
メモ:筆者は念の為、宗教家ではありません。