ビジネス成功方法 その② 地の利を知って利用する―自分の陣地・土俵で仕事する

ビジネス成功方法

孟子の言葉で「天の時は地の利に如かず」、地の利が天の時よりも大事という事を知らなかったのですが、私は長年この言葉を実行していました。

地の利がある場所を知る事

地の利がある場所とは自分にとってラッキーな場所です。どんな人にも必ず、その人にとって運が良くなる場所や土地があります。それに早く気づくことが大切です。そしてその運の良い場所で、ビジネスをして幸運を掴む習慣をつけましょう。

ラッキーな場所の気づき方
  • 心に手をあてて過去の自分を振り返ってみる
  • 心の安らぎを得られる
  • 仕事がスムーズにできる
  • 頭が聡明になり、クリエイティブな事が出来る
  • ビジネスが発展する
  • 商売が繁盛する
  • 好運があった
  • 仕事が楽にできる
  • 立地条件に恵まれる
地の利を得るには

 今いる自分の場所の特徴を把握して、プラスとマイナスのリストを作り、マイナスの場合はプラスになる事を考える

 最高の地の利・マツモト・シェーブ・アイス(ノース・ショアー)
ハワイ、オアフ島のノース・ショアーにあるマツモト・シェーブ・アイス店はいつも沢山の人で賑わっています。ノース・ショアーで一番稼いでいるお店です。このお店の繁盛の理由は立地条件にあります。ワイキキからノース・ショアーまでは車で2時間前後です。観光がてらドライブをして、このお店のあたりに来ると丁度運転に疲れて、喉が渇きます。そこにこのお店が待っていましたと言う具合にあります。蟻のごとく皆このお店のシェーブ・アイスで喉を潤し一段落します。
環境を変えるー魚が沢山いる場所、潜在需要のある場所にする

環境を変える手っ取り早い方法は

引っ越しをする
転職をする
新しい新天地を求めて旅行をする
などです

 横浜からハワイに移住してから幸運になった
私は横浜に住んでいましたが、ハワイに移住するようになってから自分の実力を発揮できるようになりました。自分にこのハワイという土地が合っていたのだと思います。

 

リモートワークの時代の地の利

情報が多く集まる場所や
情報の発信できる環境を選ぶ

自分の陣地・土俵で仕事する、自分にとってラッキーな場所で仕事する

 自分の陣地・土俵で仕事をする事。 自分のラッキーでない場所で、嫌な経験をする必要はありません。地の利を故意に有効利用することは大切なことです。

立地条件や環境を把握できている
自分が楽である
商習慣を知っている
必要なものが手元にあり揃っている

ハワイでは日本からの人はハワイの商習慣に従わなくてはならない場合が多く、ハワイの商習慣に精通している人のアドバイスが大切になる。大手の社長などは秘書室を通す事なく話せるし、直通の電話番号や自宅の番号を貰える事が多く仕事がしやすい。結論を出す本人に直接コンタクト出来るメリットがある。

立地条件の良いオフィス

 私にとってワイキキ・ビジネス・プラザはラッキーな場所だと思っています。このビルにもう40年以上もオフィスを構えています。毎月の家賃を計算したらとっくに何処か、小さいオフィスを購入出来たのではないかと思います。オフィスのリース契約を更新するたびに、一応他のオフィスビルに移転することや、小さな自社ビルを持つことを検討してきました。しかし、どうしてもこのワイキキ・ビジネス・プラザから離れることが出来なかったのです。ここは私にとって、一番居心地が良く仕事が出来るビルなのです。ワイキキのメインストリートの真ん中に位置していて、お客様をお迎えに行かなくても良い立地です。ワイキキのどのホテルからでも歩いて来てくれる場所、お買い物ついでに立ち寄ってくれる場所なのです。

相手の陣地・土俵に行って仕事をしない

相手の土俵で戦わなければならない場合はハンディを負うことを意味しています。相手側の商習慣に従わなくてはならないからです。私は時には出張で日本に行く時がありました。お客様の大きなオフィスビルに行くとその雰囲気に圧倒されてしまい、自分らしさを失ってしまうように感じました。

日本は大好きですが、日本にいると人ごみの波動で頭が混乱して疲れます。日本にいる時は赤裸のウサギさんになったように、傷つきやすい気持ちになってしまいます。日本からハワイ行きの飛行機に乗る時には自分が小さな皮の無いタマネギのような感覚になっています。飛行機の中で数時間が経つと徐々にタマネギの皮を身体に付け足していく感じがして、ホノルルに到着する頃には自分は大きな立派なタマネギになっていて、エネルギーが完全に身体に戻っている感じます。ハワイに帰ってくると、不思議にいつも頭がすっきりして自分が今何をしたいか、何が出来るかが良くわかります。

その他、自分にとってラッキーな場所でする事-地場にあやかる
  • その場所に頻繁に行く
  •  その場所に宿泊する
  •  その場所で印鑑を作る
  •  本を買う
  •  人と待ち合わせをする 

私は東京では日比谷公園のあたりが自分にとって一番ラッキーな場所だと思っています。東京に行った時は日比谷公園の前の帝国ホテルに宿泊する時が多いのです。意図して宿泊したわけでは無いのですが、気がついてみると、このホテルに宿泊している時が一番居心地が良くて仕事もスムーズに行きます。ホテルでセミナーを開いたり、この付近の本屋さんも行きつけですし、ラッキーな地場にあやかってホテルの近くの印鑑屋さんで印鑑なども作ったりしました。

私はハワイが自分の陣地だと思っています。ハワイに来てから自分はラッキーになったと思っています。そしてハワイの地の利を十分に生かして生活しています。

まとめ
地の利があるという事を知っている事、そして自分の地の利は何処かを見つける事、
地の利が無い場合は、思い切って自分の地の利を探す為に環境を変えるてみる事。自分の陣地・土俵で仕事をする事がビジネス成功方法の一つです。