小さな会社は、小さな市場で大きなシェアを目指す事が1番。
小さな池で沢山の市場をゲットすること、大きな会社はそのスケールゆえに、小さな市場は重視しないので、そこに小さな会社のビジネスチャンスがある。
小さな市場で1番になる方法
- 地元ならでの情報を利用する
- 素早くうまく動ける利点を活用する
- 地元ならでの商習慣を利用する
- 大企業が出来ない商売をする
- その土地にしか無い物を売る
- そこでしかできないサービスを提供する
- 手間がかかり面倒な物を扱う
- 万人受けを狙わない
- 一部の強い支持があれば充分なビジネスをする
- 市場の動きを瞬時に見極め、発信する
- 地元、側にいる安心感を作る
- 範囲を狭めて知名度をあげる
- 個別対応品を売る
例:小さな市場はアンミツの豆
東京の中堅の不動産会社の社長と私のオフィスでハワイの不動産の景気についてお話をする機会があった時です。 彼の会社はハワイにも支店があり、社員も大勢いて成功しています。 彼の会社は堅実に事業をしているとの評判です。彼いわく東京の事業の大きさと比べるとハワイの事業は大変規模が小さくて「アンミツ」みたいな物だと言います。わざわざ小さな事で東京の本社に電話を入れる内容が丁度アンミツの中に豆を2個入れますか、3個入れますかという程度の内容だと言います。 東京で何百億円の話をしている彼にとって、ハワイからの仕事内容の桁があまりにも小さいので、このような感じを抱いたのだと思います。
毎日一生懸命に仕事をしているのに、彼にしてみれば小さな「アンミツの豆」かと思うとなんだか恥ずかしくなってしまいます。 ともあれ「アンミツ屋」をしていて長年に渡って少しばかりの社員と私達親子が生活できるのですから「アンミツ屋」でもありがたい事です。
さて、東京で1番の不動産会社になるのは大変ですが、アンミツ屋のような小さな市場のハワイで、日本人経営の不動産会社として1番になるのは、難しいことではありません。しのぎを削って仕事をしなくても、自分の好きなように仕事をしていても1番になれます。小さい市場で1番になるということはとても大切なことだと思います。
大きな市場でも小さな市場でも1番は1番です。大きな市場の1番の人と対等にお付き合いやお取引が出来るのです。自分や会社をグレードアップして行く為にも、手が届く1番を狙うことをお勧めします。汗水流して、他人と競走しないで済みます。小さな市場で1番になることは、楽に成功するコツの一つだと思います。