ビジネス成功は富士山に登るようなもの。富士山に登るのに色々なルート、方法がある。どれも正しいので自分にあった方法で登ることです。
他人と比べない
いつも他人の事ばかり、気にしていると自分を失う。自分に集中する事で成果がでる。
自分の価値観で働く
- 不動産の場合、お客様に自分が定めた最低ライン以外の物件は売らない。
それでもお客様がその物件を買いたいと言う場合は他の業者に行って貰う。
(価値の無い物件を購入して貰ったら、お客様も自分も後で困る。
2人3脚の相手を選ぶのと同じ感覚) - 良い物件がでるまで、3年もお客様を待たせた事がある。
(これが良かったかどうか、、時と場合によるが、、、)
他人を見ない
他人を見なければ、他の状況が分からないので、自分と比較できない。
行動途中のいらいらや落ち込みがなくなる。
自分に集中する
自分に集中している為、成長の伸びも早くなる。
気持ちはとても安定して、成長率が飛躍的に向上する。
波長の合う人と仕事をする
お客様を選ぶこともあって良い。
波長の合う人と仕事をすると良い仕事ができる。
楽しんで仕事をする
楽しそうに仕事をしていると、
あそこに行ったら、幸せを与えてくれると思って来てくれる。
あそこに行ったら、お客様にビジネスの交渉を有利に進めてくれると思われる。
あそこに行ったら、ラッキーになると思って貰える。
夢を与える
トランプタワーのセールの時に殆どの人は買えない状況だった。申し込んでも抽選に外れ、買えない場合は必ず返金される事になっていた。申込金を払ってから、抽選の結果が出るまでの数か月間の利子は、「宝くじを買うつもり」と思ってくださいとお客様に伝えた。
お客様は、宝くじを買ったつもりで抽選まで夢を持てたし、
お客様には抽選に外れても、その期間は楽しかったと言われた。
買えても、買えなくてもWinWinだった。楽しいイベントだった。
色々なお客様に毎日接していますが、丁度対象的な3人の社長に別々にお会いして不動産売買のお手伝いをさせて頂いたことがあります。 それぞれの社長は日本のビジネス社会では有名な方ばかりです。
1人の社長はビジネスを組織化してスケールの大きな仕事をしています。 何千億円のプロジェクトを行い社員も沢山います。
もう1人の社長はビジネスのスケールはなるべく大きくしないようにして、社員も少なく、小規模精鋭主義です。 あまり目立つ事をするよりは信用を大切に内容の濃い仕事をしています。
もう1人の社長は社長の頭の良さを発揮して規模としては中堅ですが、市場の先を見越してビジネスを行います。 自分にも人にも大変厳しい姿勢で仕事をしています。
3人の社長がまるきり極端に反対のビジネスのスタイルや主義を持っています。 ところがこの3人ともビジネスでは大成功をしているのです。結局3人のどのビジネスの仕方でも全部正しい事になります。
1番大切な事は個性があること、他に動せず、自分の姿勢を最後まで貫き通す事だと思います。 自分だけの味を出し続けることがビジネスの成功のコツと、この3人の社長が私に教えて下さったような気がします。
私は1番最初の社長のようにビジネスを大きくする才覚は持ち合わせていませんし、3番目の社長のように頭が良いわけでもないので、自分にも人にも厳しく中堅として頑張れるとも思いません。
ハワイは日本と比べると市場が小さいので、何をするにしても限りがあります。丁度2番目の社長のように規模は小さくても内容の濃い会社にしたいと思っています。知る人ぞ知るというような会社で「細く長く続く会社」に出来たらと思っています。 お陰様でこのワイキキビジネスプラザにオフィスを開けてもう40年以上になります。時々40年も同じ所で商売をしていて進歩がないのかと悩んだりします。又毎日仕事をしていると他の不動産会社のビジネスの仕方が気になります。自分の方針で間違っていないだろうか、やはり他の不動産会社のようにするべきかと迷います。そのような時の心の支えは、これらの3人の社長達が素晴らしいお手本なのです。
みんな違うのですが、それぞれ正しいのです。自分のスタイルを迷わないで貫き通すことが一番です。